中居正広の父・正志さん 2月に亡くなっていた…ラジオで明かす

[ 2015年5月10日 05:30 ]

 SMAPの中居正広(42)が9日夜、パーソナリティーを務めるニッポン放送「中居正広のSome girl’SMAP」(土曜後11・00)で、父親の中居正志(なかい・まさし)さんががんのため、2月19日に死去していたことを発表した。79歳。北海道出身。近親者のみで密葬を行い、先月8日には四十九日法要も済ませた。

 「だいぶ落ち着きましたので、この時期を選ばさせていただきました」と切り出し、「私の家にも小さい箱の中に骨があります」と寂しさをにじませながら語った。

 父親の壮絶ながんとの闘いも打ち明けた。2013年2月に肺がんと診断され、3月に片方の肺の摘出手術を受けた。同年秋にはリンパへの転移が発見され、放射線治療などを経た後、昨年5月か6月には喉頭がんが見つかり、8月に手術を受けたという。

 「(去年11月の)退院の日にお寿司を食べに行って、そのまま具合が悪くなって入院してしまった。その後、3日に1回行っていたお見舞いが2日に1回になり、毎日行かないととなった」と振り返った。「来週また話します」と16日の放送でも正志さんの思い出を語るという。

 正志さんはジャニーズタレントの家族としては極めて異例の存在で、バラエティー番組に数多く出演。3人兄弟の末っ子である中居のことを愛情を込めて「ヒロちゃん」と呼ぶなど、ほほ笑ましい父と子のやりとりを展開した。SMAPファンのみならず広く一般の視聴者にも好評だった。

 東京・渋谷のNHKホールで行われる紅白歌合戦ではリハーサルに毎年のように足を運び、客席から、ステージに立つ息子の姿を見守っていた。

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2015年5月10日のニュース