堂本光一の出番が終わった直後に…観劇中のファン「演出かと思った」

[ 2015年3月19日 18:13 ]

事故後、ファンでごった返す帝国劇場周辺

 「KinKi Kids」の堂本光一(36)が主演を務めるミュージカル「Endless SHOCK」昼の部(午後1時開演)上演中の19日午後4時ごろ、セットが倒れる事故があった帝国劇場(東京都千代田区)の前には、夜の部(午後6時開演)を観劇するために訪れた人でごった返した。

 夜の部は中止になったものの、今後の対応について劇場側の説明を待つ人や事故を心配する人が立ち尽くした。

 事故を目撃した人は「演出かと思った」と話した。別の観客は、堂本光一の出番が終わった直後に「パネルが倒れた」などと証言した。

 高さ7メートル、幅3メートル、重さ800キロのLEDパネルが倒れたとみられる。運営会社によると、出演者(ダンサー)5人とスタッフ1人、20~40代の男性が重軽傷を負ったとみられ、警視庁が調べている。うち1人が重症というが、命に別条はない。

 事故が起きたのは終盤で、公演は中止に。客席には満員の約1900人がいたが、ケガ人はないという。

 舞台は光一のライフワーク。2000年に初演。05年から「Endlles SHOCK」と名前を変えた。上演回数は1200回を超え、単独主演の舞台としては森光子さんの「放浪記」に次ぐ記録となっている。

 今年15周年を迎えた。2月3日に初日。公開稽古後に「そんなにやってきた感じはないですが、年齢だけは重ねたかな。21歳で始めた時より体は動くんだけど、回復力はなくなってきてる」と振り返った。今月31日に千秋楽を迎える。

続きを表示

この記事のフォト

2015年3月19日のニュース