声優の小川真司さんの死を悼む声多く…水島裕「可愛がって下さった」

[ 2015年3月12日 16:54 ]

亡くなった声優で俳優の小川真司さん

 声優で俳優の小川真司さんが7日、器質化肺炎のため亡くなった。74歳だった。小川さんは、マイケル・ダグラスやロバート・デ・ニーロ、ダスティン・ホフマンの吹き替えでも知られており、共演した声優たちも、小川さんの死を悼んだ。

 水島裕(59)は自身のツイッターで「僕は『パトカー・アダム30』というレギュラー番組でご一緒した他、色々な作品でも共演しました。とても人当たりの柔らかい穏やかな人で、いつも『裕ちゃん、裕ちゃん』と可愛がって下さったものです」とつづり、古川登志夫(58)は「ガンダムU7が最後にご一緒させて頂いた仕事となりました。『アナライズ・ミー』のビリー・クリスタルを吹き替えさせて頂いた時、ロバート・デニーロを吹き替えられたのが小川真司さんで、その巧みな演技を目の当たりにする事が出来ました…」と故人をしのんだ。

 また、かないみか(50)は「長くご一緒させていただきました。いつも優しくしていただきました。息子さんの話を楽しそうにお話してくださいました。心よりご冥福をお祈りします」とし、俳優をしている息子の小川ゲンと仲の良い父子関係をうかがわせた。

 さらに、当初ギルベルト役に決まっていた小川さんが、体調不良で降板したTVアニメ「血界戦線」の作者・内藤泰弘氏(47)も「ギルベルト役でお仕事ご一緒させて頂けると知った時の自分の喜び様たるや。それが叶わずとも、回復されてから改めてご挨拶に伺えればと思っておりましたのに、本当に残念です。小川真司さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます」と悼んでいた。

 小川さんは、「のだめカンタービレ」のフランツ・フォン・シュトレーゼマン役、「名探偵コナン」など多くのアニメ作品でも活躍。俳優としても時代劇「水戸黄門」や「大岡越前」などに出演。11日に家族により密葬が営まれた。

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2015年3月12日のニュース