朝ドラヒロイン波瑠の起用理由は「1つ1つ品があった」

[ 2015年3月12日 19:53 ]

NHK連続テレビ小説「あさが来た」ヒロイン発表会見、ヒロインらしく、爽やかに真っ白の衣装で登場した波瑠

 2015年度後期のNHK連続テレビ小説「あさが来た」(9月28日スタート)のヒロインに、女優の波瑠(23)が選ばれた。起用理由について同局のエグゼクティブ・プロデューサーの佐野元彦氏は「ヒロインはおてんばな子。でも名門の娘。相撲好きで暴れん坊だが、どこか品位が残ってる人にしたかった」と語った。

 オーディションの際、「波瑠さんには1つ1つ品があった」と振り返る。もう1つの起用理由として「16歳から60歳過ぎまで演じなければいけなく、やり通せる人。波瑠さんなら自然にやってくれるかな」と思い「最後白髪になった波瑠さんも見てみたいな」という気持ちもあったという。

 ヒロインは「気前のいいボンボン」の夫から仕事を丸投げされ、戸惑いながらも幾多の人の助けを得て事業成功させていく。この夫役にも注目が集まるが、「奥さんを乗せ上手で無責任ではなく、素敵にやれる人を起用したい」とし「適当だな、でも憎めないなって人にやってもらいたい」と話した。

 波瑠は4月から大阪に入り、琴やそろばん、大阪言葉、所作を学んでいくという。「他の(歴代の朝ドラ)ヒロインよりやることが多い」と苦笑いだったが、「それはもういろんなヒロインがやってきたことなので」と語り、全幅の信頼を置いていた。

 クランクインは5月中旬を予定している。

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2015年3月12日のニュース