NHK籾井会長 大越キャスター交代に言及「NHKの通常のルーティン」

[ 2015年2月5日 16:02 ]

 NHKの籾井勝人会長が5日、東京・渋谷の同局で定例記者会見を行い、「ニュースウオッチ9」(月~金曜後9・00)の大越健介キャスター(53)の降板について言及した。

 同局は3日に同番組のキャスター陣を4月から一新、アンカーを大越キャスターから報道局国際部長の河野憲治氏(52)に交代することを発表。大越キャスターについては独自の見解を述べ、物議を醸すこともたびたびあり、今回の交代も一部では“更迭”などとも報じられた。籾井は「民放のキャスターは外部の方ですが、NHKの場合は職員。職員の通常の回しで変わるだけ。大越キャスターは5年やっているので、短いとも思わない。週刊誌では私はどうのこうの言っていますが、そんなことがあるわけがない。NHKの通常のルーティンで変わると素直に取っていただきたい」と話した。

 NHKにとっても看板番組のキャスター交代となるが「民放の場合はいろんなタレントの方はいるが、NHKの場合は職員の中から選ぶので、それほど選択の余地がない。タレントで視聴率を取るのではなく、内容で見ていただければいい」。新キャスターとなる河野氏については「河野さんは彼独自の雰囲気を持った人。番組をマネージメントできるということで選ばれた認識している。私はそこには関与してないので」と話した。

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2015年2月5日のニュース