谷原章介、20年目で民放連ドラ初主演「厄を払わず、役がついた」

[ 2014年11月25日 06:00 ]

TBS月曜8時の連続ドラマ「警部補・杉山真太郎~吉祥寺署事件ファイル」に主演する谷原章介

 来年俳優デビュー20周年を迎える谷原章介(42)が、民放の連続ドラマに初主演する。作品は来年1月12日スタートのTBS「警部補・杉山真太郎~吉祥寺署事件ファイル」(月曜後8・00、初回は7・00)。20周年の絶好のスタートに、「今年は後厄だったんですが、厄払いに行ってなかった。“厄”を払わなかったから、良い“役”がついたのかな」とジョークを交えて喜んだ。

 今作で演じる杉山真太郎は敏腕刑事の一方、私生活では妻に先立たれ3児を育てるシングルファーザー。公私のはざまでさまざまなジレンマを抱える男だ。

 谷原自身も5児の父親で、その心境が理解できる。毎週土曜日に生放送されるTBS「王様のブランチ」でMCを務めるため、「土曜日の運動会や学芸会になかなか顔を出せないんですよ」と苦笑い。日々感じる思いを生かせる役柄だ。

 92年にモデルとして芸能界入りし、95年の映画「花より男子」で俳優デビュー。「芝居が得意なわけでも、すぐに売れたわけでもなかった。10年たって肩の力が抜けて、20年で民放のゴールデンで主演させていただける。よく生き残ってきたと思う」と正直に明かした。

 仕事が少なかったモデル時代を「刺し身のつま、洋食のパセリのような存在だった」と自虐的に振り返る。メーン食材へと出世し、「肉か魚か分からないけど、きちんと食べていただけるよう頑張ります」と意気込んだ。

 共演は同僚刑事の要潤(33)、子供役の本田望結(10)ら。

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2014年11月25日のニュース