長澤まさみ 三谷作品で初の2人舞台「稽古の時からなんか疲れる」

[ 2014年10月31日 17:22 ]

舞台「紫式部ダイアリー」直前会見で笑顔で手を振る斉藤由貴(左)と長澤まさみ

 女優の長澤まさみ(27)が11月1日に東京・渋谷のパルコ劇場で開幕する2人舞台「紫式部ダイアリー」の公開ゲネプロに登場。共演の斉藤由貴(48)とともに、意気込みを語った。

 作・演出の三谷幸喜氏(53)の描きおろしの新作で、長澤演じる若手作家・紫式部と斉藤演じる大ベテラン作家・清少納言が繰り広げる「書くこと」にプライドをかけた“オンナの戦い”を描く2人舞台。「まさか2人芝居をやるとは思っていなかった」という長澤は「稽古の時からなんか疲れるなと感じた。単純に出てる時間が長いので疲れるんだなと。分かっていたけど、なんでだろうって思いながら稽古をしてきました。3度目の舞台ですが、人数が少なくても楽しめるんだと感じた。いい意味で自分を信じて、由貴さんとその場の雰囲気を楽しんでいきたい」。

 三谷作品は「わが家の歴史」(フジテレビ、10年)以来で、舞台でのタッグは今回が初めて。三谷氏の演出について「丁寧で細かい。イヤになるぐらい細かった」と長澤。これまでコメディーは「その場の雰囲気や間、その時の流れを組んで生まれることが多いと思っていた」というが、「今回やってみて、ノリとか、空気ではないんだというのを実感した。積み上げていく笑いがあるんだと勉強になりました」とち密な計算があってこその笑いがあることを学んだことを明かした。

 長澤と斉藤は事務所の先輩・後輩の間柄。斉藤は「まさみちゃんがランドセルを背負ってる頃から知っている。こんなふうに素敵な女優さんになった彼女と女優同士としてお仕事できることがとても光栄。誠実に全身全霊でお芝居をしていきたい」と話した。東京・渋谷のパルコ劇場公演を皮切りに名古屋、福岡、大阪、松本、広島で上演される。

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