広末涼子11年ぶり「飛龍伝」“再現”「若者たち」にゲスト出演

[ 2014年7月29日 17:34 ]

「若者たち2014」の第4話にゲスト出演する広末涼子。伝説の舞台「飛龍伝」がよみがえる

 女優の広末涼子(34)がフジテレビ「若者たち2014」(水曜後10・00)の第4話(30日放送)にゲスト出演。自身が2003年に主演した舞台「飛龍伝」を11年ぶりに“再現”する。

 1966年に放送された青春ドラマの現代版。妻夫木聡(33)瑛太(31)満島ひかり(28)柄本佑(27)野村周平(20)が演じる佐藤家の5人兄弟が世の中の矛盾や理想について熱く語り合う。

 広末が演じるのは、壮絶な過去を持つ女性・吉川瑞貴。佐藤家の次男・暁(瑛太)の元恋人で、かつて舞台女優を目指していた。三男・陽(柄本)が永原香澄(橋本愛)をヒロインに舞台「飛龍伝」を上演することになるが、瑞貴も「飛龍伝」の舞台に立ちたかったという設定。

 「飛龍伝」といえば、故つかこうへい氏の代表作。60年代安保闘争の最中、全共闘40万人率いる東大生・神林美智子が、革命の夢と現実、恋の情熱と策略に翻弄されながら、機動隊との決戦に挑む物語。

 再び神林美智子を演じた広末は「つかさんの世界観、セリフ。やはり時が経っても色あせることなく、素晴らしい時間を過ごさせていただきました。『飛龍伝』の情熱と感動をあらためて実感しました」と感慨もひとしお。

 同局の石井浩二プロデューサーは「物語のキーパーソンとなっている佐藤家の次男・暁(瑛太)が恋い慕い続けていたという重要な役。舞台女優を目指していたという経歴もあって、もうこの役は広末涼子さんしかイメージできませんでした」と起用理由を説明。

 「登場シーンはとても短いのですが、出演を快諾していただいて、うれしく思います。おかげさまで、その存在感と迫真の演技によって第4話はとても素敵で切ないドラマとなりました。広末さんがどのような形で登場するのか、ご覧ください」と手応えを語っている。

続きを表示

2014年7月29日のニュース