松本人志「すべらない話」で故郷・尼崎に凱旋 オカンは“遠慮”

[ 2014年4月30日 07:45 ]

尼崎で「すべらない話」を披露した(右から)小籔千豊、宮迫博之、松本人志、千原ジュニア、兵動大樹、宮川大輔

 ダウンタウンの松本人志(50)が29日、地元の兵庫・尼崎に凱旋した。関西系「人志松本のすべらない話」の10周年を記念した全国7カ所(予定)を回るプレミアムライブツアーが、同市内のあましんアルカイックホールで開幕。故郷ではデビュー33年目の初ライブで、少年時代の“すべらない思い出話”を披露した。

 開会宣言した稲村和美尼崎市長に「地元が生んだ大スター」と紹介され、客席から登場。観客1800人の大歓迎に、「すげえなあ!こんなに(観客が)多いと思わんかった」と驚き、「ベタベタ触ってくるのは尼崎ならでは」と苦笑いした。

 「早めに来て遊び場やった阪神尼崎を散歩したかった」と地元への愛着を語った松本。今はなきスーパーマーケットを懐かしみ、「非常階段で(相方の)浜田(雅功)が“Tシャツ欲しいけど(お金が)ちょっと足らへん”て頭抱えてた」と振り返った。

 この日は、同番組の主力メンバーである千原ジュニア(40)や小籔千豊(40)らが集結。番組として放送されないため、宮川大輔(41)らは「テレビではでけへん話をする」と下ネタを連発。松本は「一番前に座ってる小学生の顔をよう見んかった」と、あきれた。

 終演後、「オカンは“行きたいけど、行ったらやりにくいやろ?”と言って会場には来てない。実家はもう尼崎にないので、娘も来たことないんです」と明かしたが、「(地元の)皆さんに楽しんでもらえてたら、よかったかな」と充実の笑顔。ダウンタウンでの凱旋でなかったことには「僕はアマの星やけど、浜田は恥っさらしですから」と言って、笑わせた。

 2004年12月28日に深夜番組としてスタートして10周年。記念ツアーの2カ所目は7月13日、北海道・札幌市民ホールで開かれる。

 ▽人志松本のすべらない話 これまでに25回放送。DVDも17本発売されている。「ジュニア千原のすべらない話」など、スピンオフ企画もCSで放送される人気のコンテンツ。

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2014年4月30日のニュース