藤十郎、菊五郎、仁左衛門…名優ズラリ170人集結

[ 2014年4月29日 05:30 ]

歌舞伎座1周年記念式典で手締めをする中村吉右衛門(前列左から3人目)ら

 昨年4月に新装開場した東京・銀座の歌舞伎座で28日、1周年の記念式典が開かれた。

 約1800人の招待客を前に、人間国宝の尾上菊五郎(71)、右肩腱板断裂の手術を受け療養中で6月に舞台復帰する片岡仁左衛門(70)ら歌舞伎俳優170人が黒紋付き姿で舞台上に勢ぞろい。人間国宝の坂田藤十郎(82)が「伝統を守りつつ現代の歌舞伎をつくれるよう一日一日の舞台を精魂込めて務めたい」とあいさつし、尾上松也(29)ら若手が記念舞踊「松と竹」を披露した。

 歌舞伎座地下の広場では、市川海老蔵(36)らが鏡抜き。ファン約300人に甘酒を振る舞った。今年3月末までの入場者数は132万人。

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