なすびもエベレスト登頂断念 同行登山家が報告「現実受け止め…」

[ 2014年4月29日 14:17 ]

なすび

 東日本大震災による故郷・福島の復興支援のためエベレスト登頂を目指しているタレントのなすび(38)が、登頂を断念したことが29日分かった。同行している登山家の近藤謙司氏(51)が自身のブログで明らかにした。

 
 エベレストで今月18日に雪崩が発生し、シェルパと呼ばれるネパール人ガイドら13人が死亡した影響から「エベレスト登山は事実上できなくなった」と説明。「いろいろな想いを背負ってここまでやってきました」と、なすびや、一緒に目指していた元F1レーサーで登山家の片山右京(50)らの名前を挙げ「どうしようもないこの状況を現実と受け止めて、今回は完全撤退を決定しました」と報告した。

 なすびは、ベースキャンプの撤収作業をするシェルパと一緒に数日後に下山。片山は近藤氏とともに下りるという。

 日本テレビが28日、同局バラエティー番組「世界の果てまでイッテQ!」(日曜後7・58)の番組企画で、お笑いタレントのイモトアヤコ(28)が挑戦していた世界最高峰(8848メートル)の登頂を断念したと発表。同じく登頂を目指していた、なすびの動向が注目されていたが、28日のツイッターでは「何らかの状況が分かり次第報告させて頂きます」としていた。

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