阿部寛 日本一濃い顔に不満?「テルマエ・ロマエ2」初日

[ 2014年4月26日 12:57 ]

映画「テルマエ・ロマエ2」初日舞台あいさつに登場した阿部寛

 2012年に大ヒットした映画の続編「テルマエ・ロマエ2」(監督武内英樹)が26日に封切り初日を迎え、主演の阿部寛(49)、ヒロインの上戸彩(28)ら出演者が都内の映画館で初日舞台あいさつを行った。

 主演の阿部は「いい出来上がりです。1をこれほど多くのお客さんに見ていただけるとは想像していなかったので、2はお客さんにお返したするような気持ちでつくっった。1の人気に甘んじることなく、真剣に作ってきました」とあいさつ。風呂を作った古代ローマ人の設計技師ルシウスを演じた阿部をはじめ、今回も北村一輝(44)、宍戸開(47)らが古代ローマ人を熱演。登壇した北村の顔を見て、阿部は「顔濃いですよ。髭(ひげ)そってきて、自分では薄いと思ってるんでしょうけど、親しみを感じるぐらい濃い」としみじみ。 前回の公開初日では「第1回 濃い顔俳優決定戦」で優勝した北村は「いまだにそうは思ってない。多少は濃いとは思いますけど」と決定に不満気。「阿部さん、髭があるんでおこげみたい」と宣戦布告した。

 2人のやりとりから、急きょ、予定にはなかった「濃い顔決定戦」の第2回を行うことに。「イタリアの人も認めていた。(前回の敗けも)全然悔しくない。当然だと思う。横綱には勝てない」と今回も北村に譲る気満々の阿部だったが、今回は原作者のヤマザキマリ氏(47)さんの判定で、僅差で阿部の勝利。「これが正しいと思う。皆さんが選んだだけあって、おこげです」と余裕の北村に、阿部は「微妙な感じ」と不満顔だった。

 第1作は彫りの深い日本人俳優がローマ人を演じる配役や、ストーリーの奇想天外ぶりが話題を呼んで興収59億8000万円の大ヒットを記録。阿部は日本アカデミー賞最優秀主演男優賞に輝いた。

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