相棒 長台詞のきっかけは水谷 「あの時から過酷な世界」

[ 2014年4月26日 14:46 ]

「相棒―劇場版3―巨大密室!特命係 絶海の孤島へ」舞台あいさつに登場した(左から)水谷豊、成宮寛貴、釈由美子、及川光博

 俳優の水谷豊(61)、成宮寛貴(31)、及川光博(44)が26日、都内の劇場で映画「相棒―劇場版3―巨大密室!特命係絶海の孤島へ」の初日舞台あいさつに出席。新旧の“相棒”がそろい踏みした。

 人気テレビシリーズの劇場版第三弾。2代目・相棒の及川は本作で3代目の成宮と初共演となった。及川は相棒シリーズの特徴でもある台詞(せりふ)が台本の15ページにもわたった長い場面を振り返り「水谷さんとナリ(成宮)は特命係。僕、説明係」と苦笑い。長回しにはまだ慣れないという成宮は台詞を言い間違えても演技を続けた“先輩”のテクニックに驚きながらも「勝手に2行戻す。こうやってNGを出せばよいのか」と納得顔だった。

 また、長回しのきっかけが水谷だったことも明かされた。14年前のリハーサルで8分40秒も台詞を言い続けたという水谷は「あの時からワンカットの過酷な世界が始まった。僕がセリフを覚えていなければこんなことにならなかった」と笑わせた。

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2014年4月26日のニュース