韓国旅客船事故 「千の風に」が追悼曲に

[ 2014年4月26日 15:14 ]

 韓国旅客船沈没事故の犠牲者の追悼式などで、日本で大ヒットした曲「千の風になって」の韓国語版がしばしば流されている。人気歌手のイム・ヒョンジュも急きょ5月に追悼曲として発売、収益金の全額を遺族らに寄付することにした。聯合ニュースが伝えた。

 「千の風になって」は作者不詳の米国の詩を作家の新井満さんが訳し、メロディーをつけた。2008年の四川大地震の後に中国語版が歌われたこともある。

 韓国語版は「私の写真の前で泣かないでください」との歌い出し。旅客船事故の犠牲者が増える中、追悼式で使われているほかテレビでも流されている。

 イムは「遺族と国民にとって小さな慰めになれば」と話している。(共同)

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2014年4月26日のニュース