NHK名古屋 長野市の降水確率を1年間にわたり誤って表示

[ 2014年4月11日 01:15 ]

 NHK名古屋放送局は10日、岐阜、静岡、愛知、三重、富山、石川、福井の7県で放送している気象情報の画面で、昨年4月から1年間にわたり、長野市の降水確率を名古屋市の降水確率と同じ数字に誤って表示していたことを明らかにした。画面作成システムの設定を誤ったのが原因。10日夜のニュースで謝罪した。

 同放送局によると、気象庁からのデータを基に自動的に画面を作成するコンピュータープログラムを昨年4月に更新した際に設定を誤った。10日に視聴者から「長野の降水確率が間違っている」との指摘があり、発覚した。

 同放送局は「視聴者に深くおわびします。再発防止に向け、一層チェックを徹底する」とコメントしている。

 同放送局は昨年4月から8月にかけて、週間天気予報の画面で、岐阜市の予報と津市の予報を入れ替えて表示するミスがあった。

 同じ画面作成プログラムでそれぞれの設定を間違えていた。同放送局は昨年8月にプログラムを点検した際に今回の原因となった設定の間違いを見落としていた。

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2014年4月11日のニュース