被災地支援参加でライブチケット アジア初、福島で開催

[ 2014年4月9日 23:36 ]

 東日本大震災の復興ボランティアに参加するとライブのチケットがもらえるプロジェクト「ロックコープス」が、福島県などで行われることが決まった。9日、佐藤雄平知事らが東京都内で記者会見し、発表した。

 「ロックコープス」は音楽を通じた社会貢献の取り組みとして、2003年に米国で誕生。これまでに欧米など9カ国で行われ、人気歌手レディー・ガガらも参加した。アジアでの開催は初めてとなる。

 4月26日から福島、宮城、岩手の被災3県と首都圏で行われるボランティアイベントで4時間以上働くと、9月6日に福島市で開かれるライブのチケットがもらえる。出演アーティストは海外1組と国内3組の予定。

 昨年、東北を訪れたという「ロックコープス」創設者のスティーブン・グリーンさんは「復興支援の力になりたい」とあいさつ。佐藤知事は「大きな課題は風評被害と風化。若い人が参加して、福島の実情を発信してほしい」と期待した。

 ボランティアは20歳以上の計4千人を募集している。

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2014年4月9日のニュース