14歳差で父娘役 水野美紀「柳葉さんに文句言われました」

[ 2014年1月6日 17:13 ]

「チーム・バチスタ4 螺鈿迷宮」制作発表に登場した(左から)水野美紀、仲村トオル、伊藤淳史、栗山千明、柳葉敏郎

 フジテレビ・関西テレビ系連続ドラマ「チーム・バチスタ4 螺鈿(らでん)迷宮」(7日スタート、火曜後10・00、初回は15分拡大)の制作発表が6日、都内で行われ、主演の伊藤淳史(30)をはじめ、仲村トオル(48)、栗山千明(29)、水野美紀(39)、柳葉敏郎(53)ら出演者が出席した。

 伊藤演じる心療内科医と、仲村扮する厚生労働省の官僚が医療現場の問題に挑むシリーズ第4弾。連続ドラマラストとなる今回は終末期医療をテーマに、柳葉演じる院長の父と水野が演じる副院長の姉、栗山演じる産婦人科医の妹ら地方病院を営む一族の謎に迫る。

 栗山は今回が初の医師役。「医者の役は初めてですが、周りに支えてもらって、最後まで演じることができた」と栗山。初体験に苦労も多かったようで、「専門用語だったり、オペのシーンなど難しいことはありましたね。オペ用の医療台本があるんですけど、見てもわからなくて。先輩たちは分かってるのかなってすごい緊張しましたね。自分が痛かったり、血のりも大好きなんですけど、人の体に手を突っ込みという感覚はゾクっとしますね」。

 演じたすみれという女性は「怖いと思われるような女性ですし、もともと持っていた産婦人科医のイメージとは違った」といい、「柄パンで、どちらかというと、奇抜なファッションだったりして、医者っぽくない。お医者さんに見えているかは不安です」と笑った。

 すみれの姉で緩和ケア医の小百合を演じる水野は役柄について「過去にトラウマを抱えている人で、父親や家族、病院にとらわれている人。だから、ちょっとこの病院のために身をささげることに達観しているところがある」と分析。「後半まで誰が何をして、誰が犯人なのかもわからなかった。前半は私が犯人なのかな?と思って演じていたぐらい。次の展開が全然読めなくて面白かったですね。オペのシーンとかはすごく楽しいですね」と撮影を振り返った。

 初めて柳葉の娘を演じることになる。14歳差で親子を演じることに抵抗はあったようで、「柳葉さんの娘の役をやるとは思っていなかったですね。最初の本読みで柳葉さんにも文句を言われました。出来る限りの若メイクをしました」と苦笑いを見せた。

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