北島三郎 紅白引退「後進へ道を譲る」 5日緊急会見

[ 2013年12月5日 05:45 ]

昨年の紅白歌合戦で「風雪ながれ旅」を熱唱する北島三郎

 演歌歌手の北島三郎(77)がNHK紅白歌合戦から引退することを5日、表明する。都内の所属レコード会社で記者会見を開き、自ら経緯などを説明する。

 大きな理由は「後進へ道を譲りたい」という思い。引き際を考えてきた中、今年2月の「日本クラウンヒット賞贈呈式」で「紅白で世代間のギャップを感じるようになった。浮いちゃってるのかな」と珍しく弱気な言葉を漏らした。

 10月に喜寿を迎え、紅白出場が1963年の初出場から通算50回目を数える今年が「最もふさわしい舞台」と判断した。

 今年の紅白では大トリが確実で、歌唱曲は「まつり」。尊敬する美空ひばりさん(享年52)に並ぶ歴代最多の大トリ11回という金字塔を打ち立てて花道を飾る。

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