名ドラマー・青山純さん 肺血栓塞栓症で死去 息子が正式発表

[ 2013年12月5日 21:10 ]

 山下達郎(60)のレコーディングやライブで活躍したことで知られる名ドラマーの青山純(あおやま・じゅん)さんが3日早朝、肺血栓塞栓症のため亡くなった。56歳。東京都出身。青山さんの息子でビジュアル系バンド「EVER+LAST」のドラマー・青山英樹(27)が5日、自身のツイッターで死因などを正式に発表した。

 通夜は6日、葬儀・告別式は7日。遺族の意向により密葬とし、都内の斎場で近親者のみで執り行う。年明けに「お別れの会」を開く予定としている。

 青山さんは高校時代にヤマハのドラムスクールに通い、卒業後に「杉真理&レッド・ストライプス」のレコーディングに参加。プロとして活動を始めた。

 その後「THE SQUARE」「プリズム」「キリング・タイム」などのバンドに参加。2002年には山下のバックバンドで結成されたネルソンスーパープロジェクト名義でアルバム「Nelson Magic」をリリース。11年にはドラム教則DVD「青山純 一つ打ちの真髄」を発売した。

 レコーディングに参加したミュージシャンは竹内まりや(58)井上陽水(65)中島みゆき(61)渡辺美里(47)B’zら数知れず。徳永英明(52)MISIA(35)らのツアーに参加するなど、精力的に活動した。

 「青山純ドラムスクール」(東京・世田谷区)のフェイスブックによると、体調不良のため10月度は休講。11月26日に12月度の再開を告知したばかりだった。

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2013年12月5日のニュース