坂口憲二「医龍」3年ぶり復活のワケ 背景に医療の「世界進出」

[ 2013年11月1日 20:17 ]

「医龍4」に主演する坂口憲二

 俳優の坂口憲二(37)が主演を務める人気医療ドラマ「医龍」が3年ぶりに復活する。シリーズ第4弾となるフジテレビ「医龍4」(来年1月スタート、木曜後10・00)で、坂口演じる天才心臓外科医率いる「チームドラゴン」が理想の病院を目指して再結集する。

 坂口は「自分自身、この話を聞いてビックリ。3年前のパート3でひと区切りついたと思っていたので、まさか、またチームドラゴンのみんなと会えるなんて」と驚き。

 3年ぶりの続編について、同局の長部聡介プロデューサーは「シーズン3が終わった時、もう『医龍』はやれないと思っていました。膨大なリサーチと綿密な取材でやり得るテーマはすべてやり尽くした、と」と語る。

 「しかし、3年たった今、日本の医療は世界進出という劇的な局面を迎え、大きく変わろうとしています。この時代であれば新たな『医龍』が作れるという確信がわきました」と復活の理由を説明。

 「朝田とチームドラゴンが理想の病院を作るという試みと、それを利用して世界へ進出しようとする政府の医療国際進出プロジェクトの中心人物になった宿敵・野口(岸部一徳)の対立。医療ドラマは数多くありますが『医龍』でしか見られない壮大なスケールとエキサイティングなストーリーをお約束します」と胸を張った。

 坂口も「『医龍』と言えば、やっぱりオペシーン。また、あの長いオペシーンを撮ると思うとゾッとしますが、今回は初心に帰って最強のチームを作り、この3年間待っていてくれた皆さんのためにも最高のオペをお見せできればと思っています」と意気込んでいる。

 共演は稲森いずみ(41)小池徹平(27)阿部サダヲ(43)佐々木蔵之介(45)夏木マリ(61)と、おなじみのメンバー。新キャストとして主人公の恩師役で平幹二朗(79)が加わる。

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2013年11月1日のニュース