松尾スズキ クドカンの修業時代明かす「1マスに3文字書いた」

[ 2013年10月4日 14:00 ]

「いいとも」に出演した松尾スズキ

 フジテレビ系バラエティー番組「笑っていいとも!」(月~金曜正午)の名物コーナー「テレフォンショッキング」に4日、俳優で脚本家の松尾スズキ(50)が生出演した。

 松尾は先月28日に最終回を迎えたNHK連続テレビ小説「あまちゃん」で喫茶店「アイドル」のマスター甲斐さんを好演したが、脚本を担当した宮藤官九郎(43)の師匠であり、宮藤との修行時代の話に花を咲かせて場内の笑いを誘った。

 「あまちゃん」のヒロイン能年玲奈(20)や共演の片桐はいり(50)らから送られた多くの花に包まれ登場した松尾。「クドカンのおかげで少し(あまちゃんに)出させていただきました」と謙虚に話し始めたが、会場の熱気は「(前回出演した)4年前の風景とは随分違う。明らかに受け入れてもらっていますね」とここでも「あまちゃん」効果を実感している様子だ。

 修業時代の宮藤について「原稿用紙の1マスに3つも字を書いていた」と原稿用紙の使い方もままならなかった過去を明かした。「クドカンにはボクの笹塚の部屋で口立てで3年ほど書いてもらった」と振り返り「漫画家の藤子不二雄みたいに一緒にいましたね」と密接な時を懐かしんだ。さらに当時の宮藤の印象について「あのころ、よく職質をかけられていました」と話すと、タモリ(68)も「今でもあやしい」と反応して爆笑した。

 「原稿用紙にギャグを3つ入れる」と松尾に教えられたと話している宮藤に対して「今は4、5入っているのではないか」と話すなど、師弟の絆を感じさせた。

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2013年10月4日のニュース