秘密の主演女優 正体は優香!初回放送で明らかに 異例戦略の意図

[ 2013年10月4日 00:10 ]

主演女優を秘密にしていた「ハクバノ王子サマ 純愛適齢期」のポスター(上)正体は優香だった(下)(C)ytv

 第1話の放送まで秘密にされていた日本テレビの連続ドラマ「ハクバノ王子サマ 純愛適齢期」(木曜後11・59)の主演女優が優香(33)だったことが3日深夜のオンエアで明らかになった。

 朔ユキ蔵さんの人気漫画を原作に、現代女性の心情をリアルに描く大人のラブストーリー。優香は独身・彼氏なしの32歳、女子高教師・原多香子を演じる。第1話はヒロインが恋に傷つき、孤独な毎日を送る中、7歳年下の新任教師・小津晃太郎(三浦貴大)が赴任してくる。

 今回の“異例の戦略”について、制作の大阪・読売テレビはF2層(35~49歳の女性)F3層(50歳以上の女性)の視聴者が多いことに着目。「主演の顔を隠し、イメージを固定化しないことにより、自分や、かつての自分を重ねて見てくれるドラマにしたい」と企画意図を説明。「視聴者自身がヒロインになって見ていただきたい」と話している。

 “ヒロイン隠し”も徹底した。駅などに掲示されたポスターは、優香の顔がハート形の「マル秘印」で覆われた。テレビ欄に名前は当然、出ず。第1話紹介の「試写記事」も名前を出さないことが条件になった。

 3日は「PON!」「情報ライブ ミヤネ屋」と三浦が番宣のため“電波ジャック”したが、優香はなし。番宣のためのバラエティー番組出演も、スタジオに観客が入っているものは断った。

 晴れてお披露目となった優香は「恋愛モノをあまりやったことがないので、私も一緒にドキドキしながら撮影しています。見ている皆さんも是非一緒にキュンキュンしてください!」とアピールしている。

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