松本NHK会長 取り調べ映像放送に問題なしの見解示す

[ 2013年10月3日 19:08 ]

 裁判に証拠提出された取り調べの録画映像を9月の番組で放送したことについて、NHKの松本正之会長は3日の定例記者会見で「可視化にはいろんな議論があり、それぞれの考え方を多角的に放送できた」と述べ、放送内容に問題はなかったとの見解を示した。

 この取り調べ映像は4月に関西ローカルの番組で放送され、9月24日の「クローズアップ現代」で全国放送された。松本会長は「番組として必要となれば、映像を出す。NHKには、いろんな意見があるテーマの問題点をクリアにする役割がある」と説明した。

 大阪地検が大阪弁護士会に対し、取り調べ映像をNHKに提供した弁護士を懲戒請求したことについては「コメントする立場にない」とした。

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2013年10月3日のニュース