デニス・植野 月9でドラマ初出演「ブラジルのハトコまで届け」

[ 2013年9月27日 08:00 ]

“月9”「海の上の診療所」でドラマ初出演するデニス・植野行雄

 お笑いコンビ「デニス」の植野行雄(32)がドラマ初出演する。松田翔太(28)が主演を務めるフジテレビの看板枠“月9”「海の上の診療所」(10月14日スタート、月曜後9・00)にレギュラー出演するもの。瀬戸内海の離島を巡る病院船の航海士・山中カルロス洋平を演じる。異色のキャスティングが話題を呼びそうだ。

 植野は父親がブラジル人、母親が日本人のハーフ。「サッカーは下手なのに、父がブラジル人というだけで、マークが3人も付いた」など、その特異な体験談から爆笑を誘ってきた。

 今回は日系ブラジル人という役どころで、植野のために作られた。運行計画の作成を担っているが、船長(寺島進)をヨイショして気分よく仕事に向かってもらう“太鼓持ち芸人”のようなキャラクター。

 植野は「最初ドラマ出演のお話を頂いた時は、本当に驚きました。しかも、そのドラマが月9だなんて、この見た目でも『東京ラブストーリー』や『ロングバケーション』に心をときめかせていた僕には、本当に夢のような話です」と大喜び。

 しかし「うれしい反面、もちろん不安な部分もたくさんあります。というのも、演技の経験はほとんどありませんし、お笑いの舞台でも、普段は演技を主体としたコントはしておらず、漫才ばかりをしているからです」と心配も。

 それでも「ハーフの芸人が月9に出ることは、前例のない史上初のこと。共演する俳優さんたちに勉強させていただきながら、自分にしか出せない色を少しでも皆さまにお見せできるように頑張ります。そして、このドラマが大ヒットして、ブラジルに住むハトコまで届くことを願います」と意気込んでいる。

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2013年9月27日のニュース