みのもんたの出演継続　読売テレビが改編会見で意向示す

　読売テレビは２０日、大阪市内の同局で改編会見を開き、タレント・みのもんた（６９）が司会を務める読売系「秘密のケンミンＳＨＯＷ」（木曜後９・００）について出演を継続させる意向を示した。日本テレビ社員のみのの次男が１１日に窃盗未遂容疑で逮捕されたが、同局は「親族の事件とはいえ本人（みの）とは別で番組とは切り離して考えている」と説明した。

　みのは次男の逮捕後、ＭＢＳ系「みのもんたの朝ズバッ！」「みのもんたのサタデーずばッと」など報道番組の出演を自粛。ただ、１８日には「秘密の…」の収録に予定通り参加しており、事件発覚後、初めて仕事をこなしたという。同局は「本人から逮捕に関する説明などはなかったようだが、大きな混乱はなかった」とした。１９日の同番組放送後、同局に苦情の電話が２０本あった。

　また、長期休養中の歌手やしきたかじん（６３）が司会の「たかじんのそこまで言って委員会」（日曜後１・３０）についても言及。「プロデューサーが定期的に連絡を取り合い、散歩したりなど回復していると聞いている」と経過を報告。たかじん不在の収録が続くが、「冠を消す考えは全くない」と番組存続へ強い姿勢を見せた。