酒井法子08年以来の銀幕復帰“はまり役”失踪する妻

[ 2013年8月29日 06:00 ]

昨年11月に女優業を再開した酒井法子。来年公開の映画「空蝉の森」に主演し銀幕復帰する

 昨年11月に女優業を再開した酒井法子(42)が、銀幕復帰する。来年公開予定の映画「空蝉の森」(監督亀井亨)に主演。サスペンス作品で、行方不明となる妻を演じる。

 夫婦間で起こるミステリアスな出来事を描く。酒井が演じる結子は、3カ月間失踪中だったところを警官に保護される。自宅に戻るが、斎藤歩(48)演じる夫が「妻は別人」と言い張り、謎めくストーリーが展開。隠された結子の過去が、徐々に明らかになる。共演は西岡徳馬(66)、柄本明(64)ら個性派ぞろいだ。

 酒井は09年に事件を起こした際、6日間失踪したことで大変な騒ぎになった。今回の役柄と重なるところもあり、注目を集めそうだ。すでに撮影は終了。関係者によると、先月は伊豆半島で泊まり込みのロケがあり、酒井は都内の自宅を1週間留守にした。その間、自宅に継母が来て、長男(14)に食事を作ってくれたという。それ以外は家と撮影現場を往復する毎日で、子育てをしながら芝居に打ち込んだ。

 メガホンを取った亀井監督は、昨年公開の「私の奴隷になりなさい」がヒット。主演の壇蜜(32)のヌードなど過激シーン満載の官能作品として話題を集めただけに、酒井がどんな体当たりの演技をしているのか注目だ。監督は「撮り終えた時、酒井さんで正解だったと感じた」と絶賛している。

 一般公開の映画に酒井が出演するのは、08年公開の「SS」以来。「お呼びが掛かってうれしい。自分の持てる力を出し、一生懸命演じさせていただきました」と話している。酒井は中国などアジア圏で人気があることから、香港での公開も準備中。海外の映画祭への出品に向けても調整を進めているという。

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2013年8月29日のニュース