「半沢直樹」10倍返しにパワーアップでまた最高視聴率更新

　俳優・堺雅人（３９）が主演するＴＢＳ「半沢直樹」（日曜後９・００）が今年のドラマの最高視聴率を更新した。４日放送の第４話の平均視聴率が２７・６％（ビデオリサーチ調べ、関東地区）で、前週（７月２８日）第３話で記録した今年最高の２２・９％を大きく上回った。瞬間最高視聴率は３０・０％で、午後９時４７分など終盤に４回記録した。

　ドラマは、銀行員の半沢直樹が卑劣な上司ら銀行内外の敵に屈せず、「やられたら倍返し」を決めぜりふに奮闘する物語。初回（７月７日）の平均視聴率は１９・４％で第２話（同１４日）が７月スタートの民放ドラマで最高の２１・８％。第３、第４話と上昇を続けている。

　最終回に４０・０％を記録した１１年放送の「家政婦のミタ」（日本テレビ、全１１話）は初回は１８・６％スタートで、第４話は１９・５％。第５話で初めて２０％台（２２・５％）を記録した。すでに“伸び率”では、「ミタ超え」を果たしている「半沢…」では、第４話で決めぜりふが「１０倍返し」にパワーアップ。今後、視聴率は、さらにパワーアップしそうな勢いだ。