オリバー・ストーン監督が資料館見学 広島、平和式典に出席へ

[ 2013年8月4日 19:33 ]

 原爆投下後の惨状を広く伝えるために来日している米映画監督のオリバー・ストーン氏が4日、広島市中区の原爆資料館を見学した。

 被爆直後の映像などを熱心に見入っていたストーン氏は、約1時間の見学後、「広島を忘れてはいけない。正しく記憶されなければならない」と感想を述べた。

 広島では6日の平和記念式典に参列するほか、世界の200近い都市から市長が集まる「平和市長会議」や、市民団体の集会などに幅広く参加し、被爆者と対話する。9日には長崎の平和祈念式典に出席する予定。

 原爆投下など米現代史の内実に迫る本を共同執筆した歴史学者ピーター・カズニック氏らと行動を共にする。ストーン氏は映画「プラトーン」「JFK」などで知られる。

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2013年8月4日のニュース