さだまさしが支援コンサート 長崎からエール「普通のこと」

[ 2013年8月4日 17:32 ]

さだまさし(中央)らが熱唱した東日本大震災の復興支援チャリティーコンサート

 長崎市出身の歌手さだまさし(61)らによる東日本大震災の復興支援チャリティーコンサートが4日、同市の稲佐山公園野外ステージであった。記者会見したさだは「長崎の人間が、放射性物質の恐怖にさらされている人たちにエールを送るのは普通のこと。遠いところでも応援している」と語った。

 「長崎から東北へ」と題したコンサートは、福島県南相馬市の小中学生30人が招待された。小学5年菅野二葉さん(11)は「来て良かった。すごく楽しい」と目を輝かせた。30人は、9日に長崎市で開かれる長崎平和祈念式典にも参加する。

 さだのほか、歌手のアンジェラ・アキやコーラスグループのゴスペラーズも出演し、詰めかけた約8千人の聴衆を沸かせた。

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2013年8月4日のニュース