さだまさし 父懐かしむ でも「遠藤さんの方が怖い」

[ 2013年6月21日 10:05 ]

「かずてぃら」試写会に出席した(左から)さだまさし、大八木凱斗、遠藤憲一、西田尚美

 NHK・BSプレミアムのドラマ「かすてぃら」(7月7日スタート、日曜後10・00)の試写会が20日、都内で行われ、原作者のシンガー・ソングライターさだまさし(61)が出席した。

 昨年4月10日の60歳の誕生日に出版された自伝的実名小説「かすてぃら 僕と親父の一番長い日」が原作。少年時代を過ごした昭和30年代の長崎を舞台に、明るく破天荒な父と家族の姿を描いた。「当時は多くの人が貧しかったけど、みんな前向きで、希望だけはたくさんあった時代だったと思う」と振り返った。父親役の遠藤憲一(51)については「父の姿とダブったけど、遠藤さんの方が怖い」と笑わせた。

 さだは01年の小説「精霊流し」が翌02年にNHKでドラマ化され、03年に映画化。04年の「眉山(びざん)」もNHK・FMでラジオドラマ化され、07年に映画化されている。

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