篠原涼子「ラスト・シンデレラ」 最高17・8%でフィニッシュ

[ 2013年6月21日 10:01 ]

フジテレビ系連続ドラマ「ラスト・シンデレラ」最終回

 篠原涼子(39)主演のフジテレビ系連続ドラマ「ラスト・シンデレラ」(木曜後10・00)の最終回が20日に放送され、平均視聴率が17・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが21日、分かった。最終回は15分拡大で放送された。

 瞬間最高は午後10時56分、57分、59分の3分間で、20・9%だった。自分の気持ちに気付いた桜(篠原)が凛太郎(藤木直人・40)に一緒にニューヨークに行けないと告げ、広斗(三浦春馬・23)のもとに駆けつけたクライマックスのシーンだった。

 最終回は前回の16・1%から1・7ポイントの急上昇で、これまでの最高を更新。4月クールのドラマの中では、初回22・6%を記録した福山雅治(44)主演の同局の人気ドラマ「ガリレオ」(月曜後9・00)に次ぐ2番目の数字となった(21日現在)。

 初回(4月11日)13・3%の後、第2話14・4%、第3話14・4%、第4話14・5%、第5話14・9%、第6話15・0%、第7話15・7%と、初回から一度も数字を落とすことなく、7話まで視聴率がアップしていた同作。これは視聴率がデータ化された1989年以降、民放の連続ドラマで史上初の快挙だった。第8話で14・8%と一度は落としたものの、その後は第9話15・9%、第10話16・1%と再びアップを続け、クライマックスを迎えた最終回で最高を記録した。

 これにより、全11話の平均も15・2%となり、全話平均でも最後に15%を超えた。今クールで全話平均で15%を超えているのは「ガリレオ」と「ラスト・シンデレラ」のみ。

 仕事ひとすじで正義感にあふれるが、恋には臆病という彼氏いない歴10年のヒロイン・桜が年下の男性・広斗との出会いをきっかけに、恋に仕事に奮闘する姿を描いたラブコメディー。ちょっとエッチな描写が話題を集め、ネット視聴率もトップとなっていた(日本ブランド戦略研究所調べ)。篠原は「黄金の豚―会計検査庁 特別調査課―」(日本テレビ、2010年)以来、約2年ぶりの連続ドラマ主演だった。

 共演には、桜がパーティーで知り合い、惹かれていく年下の男を演じた三浦、桜の同僚で気の置けない友人・凛太郎を演じた藤木のほか、大塚寧々(45)、飯島直子(45)、菜々緒(24)、お笑いコンビ「ココリコ」遠藤章造(41)ら。

 最終回では、ニューヨーク支店の店長に決まった凛太郎は、桜に一緒に行かないかと誘う。その頃、広斗はいよいよBMXの全国大会の日を迎えていた。一方、公平(遠藤)は美樹(大塚)に改めてプロポーズし、志麻(飯島)もまたお見合いで出会った卓(KEIJI)と付き合い始めていた。広斗と凛太郎との間で揺れる桜はどちらを選ぶのか…という展開で、最後まで視聴者を引きつけた。

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