爆笑問題 牧伸二さんしのぶ 太田「マルチの草分け テレビスターの走り」

[ 2013年5月1日 10:53 ]

 お笑いコンビ「爆笑問題」が4月29日に78歳で亡くなった芸人の牧伸二さんをしのんだ。

 30日深夜に放送されたレギュラーのTBSラジオ「爆笑問題カーボーイ」の冒頭で、東京の先輩芸人である牧さんの話題に触れた。2人はともに「本当にびっくりしました」と突然の訃報に驚きを隠さず「なんとも言えない昔の芸人の雰囲気があった」と昭和を代表する喜劇人の偉大さを語った。

 牧さんが63年から15年間、司会を務めた「大正テレビ寄席」は、後のお笑い番組の礎ともなった。太田光(47)は「マルチタレントの草分け。テレビスターの走り」とその功績を評し、「(NHKの演芸番組)『笑いがいちばん』に牧伸二さんが出てくれた時は空気が変わった」。相方の田中裕二(48)も「テレビタレントというより芸人の顔だった。やさしかった」と思い出を語った。

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2013年5月1日のニュース