園子温監督 芸人デビュー「たけしさんに肉薄したい」

[ 2013年5月1日 06:28 ]

芸人デビューした園子温監督(左)と水道橋博士

 映画「冷たい熱帯魚」などの園子温監督(51)が30日、都内で行われたお笑いライブ「ザ・水道橋in 座・高円寺」で芸人デビューした。

 芸人を目指すきっかけはビートたけし(66)と同席した昨年の東スポ映画賞授賞式で、壇上でオドオドしているだけの自分がもどかしかったという。「芸人で映画監督のたけしさんへのリスペクトで挑戦状。たけしさんに肉薄したい。芸人から映画監督になった人はいても、映画監督から芸人になった人はいないでしょう」と説明した。

 テレビでの共演などが縁で、お笑いの師匠となった水道橋博士(50)と漫才などを披露。感極まった監督は、テングのお面で股間を隠しただけの格好で「オレは芸人になれたぞー!」と絶叫した。監督の頭を叩きまくり、突っ込みを入れた博士は「ダメなのを含めて100点の舞台」と高く評価した。

 旧ライブドアの堀江貴文元社長(40)とボクシング対決も。判定負けして、堀江氏の著書の映画化を約束した。あこがれの千葉真一(74)がお祝いの花束を渡す場面もあったが、夢の初対面に半裸姿で恐縮。水道橋博士は「芸人になって失うものしかないのでは」と苦笑いだった。

 今後も芸人活動を継続するという。

続きを表示

この記事のフォト

2013年5月1日のニュース