“女・早乙女太一”一條こま ひばりさん名曲歌う

[ 2013年4月12日 07:52 ]

三越劇場で「一條こま 特別公演」を行う、大衆演劇の新進スター、一條こま

 大衆演劇界の“女・早乙女太一”一條こま(19)が今月27、28日に東京・三越劇場(中央区)で2度目の座長公演を行う。11年11月、17歳の時に同所で公演した東京進出から1年5カ月。今回は初めて歌謡ショーにも挑戦。「みだれ髪」など、目標とする美空ひばりさんの曲を3曲披露する。

 「劇団 花月」の座長を母に持ち、2歳から団員として巡業に出演してきた。りりしい男役から艶やかな女役、殺陣、舞踏、タップと何でもこなす若き花形スターだが「ひばりさんの曲は本当に難しい。特に低音に苦労しています」と奮闘中。得意の踊りは「これまでは渋い曲は難しかったのですが、最近は踊れるようになってきた。今回は粋に仕上がっています」と成長した姿を見せる。

 「前回より2度目の今回の方が余計緊張しています。ゲストの方にも失礼のないように2日間楽しみたい」と座長としての顔も。「将来は、“大奥”のような時代劇やNHK大河ドラマに出られるような女優になりたい」と飛躍を誓っている。

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