宝塚「感謝」の台湾初公演スタート チケットほぼ完売

[ 2013年4月7日 06:00 ]

台湾での初公演を前に、リハーサルをする宝塚歌劇団メンバー

 宝塚歌劇団の初の台湾公演が6日、台北市の「国立中正文化中心 台北国家戯劇院」で始まり、星組の40人が華麗な歌や踊りを披露した。日本文化への関心が高い台湾の観客にアピールし、アジアの市場開拓につなげる狙いだ。

 開演前、男役トップの柚希礼音は、記者団に「東日本大震災後、いち早く義援金を集めてくれた台湾の人々に感謝の気持ちを込めて演じたい」と語った。

 14日までの9日間、能楽の概念を取り入れた和装のショー「宝塚ジャポニズム~序破急~」や、台湾の人気小説が原作のミュージカル「怪盗楚留香外伝―花盗人―」を上演するほか、中国語の歌も披露。共同電によると、チケットはほぼ完売したという。

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2013年4月7日のニュース