ベルリン国際映画祭 パナヒ監督をノミネート

[ 2013年1月12日 01:18 ]

 ベルリン国際映画祭のホームページによると、イラン改革派の反政府運動を支持したとして革命裁判所から禁錮6年などを言い渡された同国のジャファル・パナヒ監督の作品「パルデ(ペルシャ語でカーテンの意味)」が11日、最高賞にあたる「金熊賞」を競うコンペティション部門にノミネートされた。

 パナヒ氏は2010年12月、禁錮6年、映画製作や海外渡航を20年間禁じる判決を言い渡された。その後、保釈され「これは映画ではない」と題した映画などを製作した。

 パナヒ氏は女性のサッカー観戦が禁止されているイランで少女が男装して競技場に潜入する姿を描いた「オフサイド」(邦題「オフサイド・ガールズ」)で06年のベルリン国際映画祭「銀熊賞」を受賞。ベネチア国際映画祭などでも主要な賞を獲得している。(共同)

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2013年1月12日のニュース