「西成へ“いらっしゃ~い”」文枝 PR大使に就任

[ 2012年9月11日 06:00 ]

「西成区へいらっしゃ~い」と呼びかける桂文枝(左)

 落語家の六代桂文枝(69)が10日、大阪市西成区のPR大使に就任し、同区役所で、臣永正廣区長(58)から任命状を手渡された。

 1960年代半ばの弟子時代、同区玉出にある師匠の先代文枝宅に住んでいた縁で実現。当時を振り返り「ステテコ姿でうどんを買いに行ったことがあったんですが、奇異な目で見られることもなかった。お金のかからない、ざっくばらんで人情味あふれる土地です」と笑顔で魅力を訴えた。

 今後は知名度を生かして全国で区のイメージアップを図るほか、地域密着型のイベントなども開催予定。最後は「全国の皆さん、西成へ“いらっしゃ~い”」とおなじみのギャグで呼びかけた。

 任期は今年度末まで。臣永区長は「PR効果は計り知れない。継続してお願いしたい」と早くも延長を申し出ていた。

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2012年9月11日のニュース