幻の名作「黒部の太陽」 石原まき子会長が上映会PR

[ 2012年8月24日 06:00 ]

「裕次郎の夢~全国縦断チャリティ上映会」のPRを行った(左から)総合プロデューサーの関本良則氏、石原まき子会長、金宇満司氏

 石原プロモーションの石原まき子会長(79)が23日、大阪市内で会見を開き、「裕次郎の夢~全国縦断チャリティ上映会」をPRした。

 上映される映画「黒部の太陽」は1968年、当時の2大銀幕スター・石原裕次郎さんと三船敏郎さんが企画し、3億8000万円の製作費を投じた超大作。ビデオやDVD化されていない幻の名作だ。まき子さんは「大手映画会社の五社協定に阻まれ製作が進まず、兄(慎太郎氏)に知恵をもらおうと電話した際、あの頑強な裕次郎が涙していた」と、妻として知る裏話を明かした。

 ことし3月の都内を皮切りに、年末までに合計約140カ所で上映予定。これまで45カ所で入場券約3万8000枚を売り上げた。収益金は、運営経費を除く全額を東日本大震災の義援金として寄付。関西では9月9日の大阪・枚方市民会館など9カ所で開かれる。

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2012年8月24日のニュース