“三枝最後の出演”は15日「東西芸人いきなり!2人旅」

[ 2012年7月4日 06:00 ]

桂三枝として最後のテレビ出演となった「東西芸人…」でビデオカメラを自ら回す

 7月16日に上方落語の大名跡「六代桂文枝」を襲名する桂三枝(68)の“三枝最後の出演”となる番組「東西芸人いきなり!2人旅」がABC系で襲名前日の15日午後11時15分から放送される。

 同番組は、ほぼ初対面の東西の芸人が1泊2日の2人旅に出かけるスリリングな展開をMCの東野幸治(44)と勝俣州和(47)のトークで楽しむバラエティー。三枝と旅したのは海パン姿でギャグを繰り出す一発屋芸人(31)で、このほど韓国で収録した。

 三枝は「この番組が三枝最後というのは、ちょっと…。もう少し厳かな番組が良かった」と本音?を漏らして苦笑い。放送当日も「襲名前日の夜ですから見ないと思います」と笑いを誘った。

 それでも、慣れ親しんできた名前が、襲名直前までお茶の間に流れることには「素直にうれしい。愛着がありますから」と笑顔。「収録中は、これで最後なのか…とかは思わなかったですけど、あらためて考えると寂しいですね」と複雑な胸中ものぞかせた。

 ただ、番組を通じて若手と“裸の付き合い”や小顔エステ体験などで交流が図れたことには「いろんなギャグを見せてもらい、アドバイスしました。僕が名前を継ぐように、お笑いの芸も継承していければ」と充実感もチラリ。襲名までスケジュールがぎっしり詰まっており「さすがにしんどいですけどね。体調には気をつけたい」と、自身69度目の誕生日でもある7月16日に向けて、気を引き締め直していた。

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2012年7月4日のニュース