坂東玉三郎 11月に最古の芝居小屋で初公演

[ 2012年7月4日 17:51 ]

 香川県琴平町は4日、歌舞伎俳優の坂東玉三郎が同町の「旧金毘羅大芝居」(金丸座)で初めて特別公演を行うと発表した。

 11月1~11日まで全11公演で、舞踊を中心とした舞台となる。

 公演は2部構成。1部では地唄の「雪」と「鐘ケ岬」で熟練の舞を披露する。2部では和太鼓を中心とした演奏公演を46カ国以上で行ってきた団体「鼓童」(新潟県佐渡市)と共演し、初演となる「いぶき」を踊る。

 旧金毘羅大芝居は1835(天保6)年に建築された現存する日本最古の芝居小屋で、毎年春の「四国こんぴら歌舞伎大芝居」の公演が恒例。

 入場券は9月24日午前10時から電話とインターネットで発売される。問い合わせは「四国こんぴら歌舞伎大芝居」事務局、電話0877(75)6714。

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