宮藤官九郎初脚本 来年の朝ドラは「あまちゃん」 舞台は東北・北三陸

[ 2012年6月4日 17:10 ]

 NHKは4日、来年4月にスタートする連続テレビ小説が、岩手県の北三陸地方を舞台にした「あまちゃん」に決まったと発表した。

 東京育ちの女子高生が、母の故郷・北三陸の小さな町で海女として成長していく人情喜劇。「地元アイドル」として担ぎ上げられ、町おこしを担っていくヒロインと、それを支える母、祖母の女3代のぶつかり合いも見どころとなる。脚本はNHKのドラマは初執筆となる宮藤官九郎。

 ロケは岩手県久慈市を中心に行うが、物語上は北三陸地方にある架空の町という設定。震災を描くかどうかは未定という。

 宮城県栗原市出身の宮藤は記者会見で「東北なまりとか、自分のルーツを思い出す感じがある。母がすごく喜んでくれたので、この勢いで東北の皆さんも元気づけられたら」と話した。ヒロインはオーディションで選考し、7月までに決定する予定。

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2012年6月4日のニュース