「ずうずうしいと思ったけど」井上真央 ギリギリで新人賞

[ 2011年12月28日 17:48 ]

「日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞」表彰式に登場した井上真央

 女優の井上真央(24)が「日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞」で新人賞を受賞し、28日に都内で行われた表彰式に出席。井上は「八日目の蝉」「太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男」での演技が評価された。

 同賞の新人賞はスクリーンデビューから5年以内が対象。井上はスクリーンデビューは06年とまさにギリギリの受賞となった。

 「もうすぐ25歳になりますので、新人賞は半ば諦めかけていた。ずうずうしいのではとも思ったんですけど、何度ももらえる賞ではないので…」と謙そんした井上。とはいえ、「受賞させていただいてありがたく思っています。これからいろいろな経験を通して、いろんな表現を身につけて、多くの方を感動させる役者になれるようにがんばっていきたい」と喜び、決意を新たにしていた。

 受賞のきっかけとなった「八日目の蝉」については「たくさんの課題を得られた。感情を露わにしない秘めている役で難しかったですけど、大変挑戦させていただいた。これまではコメディーのような笑っている顔が多かったので、こういう作品に出られたことは良かった」と振り返った。同作で井上の母を演じた森口瑤子(45)から「これからも応援しつづけますので。今度は仲良しの役をやりたい」と花束を贈られると、満面の笑みを見せた。

 助演男優賞を受賞した西田敏行(64)も21年ぶりに出場する大みそかの「第62回NHK紅白歌合戦」で紅組司会を担当する井上。「西田さんも出られますし、でも、紅組を応援していただければと思います」としっかりPRしていた。

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2011年12月28日のニュース