元阪神の濱中治氏 ABC「おは朝」レギュラーに

[ 2011年12月28日 08:17 ]

ABCテレビの朝の情報番組「おはよう朝日です」に、スポーツコメンテーターとしてレギュラー出演する濱中治氏

 今季限りで現役を引退した元阪神タイガースの濱中治氏(33)がABCテレビの朝の情報番組「おはよう朝日です」(関西ローカル、月~金曜前6・45)に、スポーツコメンテーターとしてレギュラー出演することが27日、分かった。

 濱中氏がテレビ番組のレギュラーを務めるのは初めてで「生放送ということで緊張もありますが、マイペースで頑張りたい」と意気込んでいる。

 これまで同番組で水、木曜のスポーツコメンテーターを担当していた湯舟敏郎氏(45)が、来季から阪神2軍投手コーチに就任するため、後任を務める。来年1月6日の放送で初登場する予定で、「小さい頃から見ていた関西を代表する番組への出演が決まってうれしい」とコメント。続けて「現役時代は出さないようにしていましたが、僕は意外と天然な一面もある。“おは朝”メンバーの方に自分のそういった部分を引き出していただきたい」と話しており、スポーツ解説だけでなく、“お笑い担当”としても期待できそうだ。

 担当するのは金曜日。月曜日はスポニチ評論家でもある矢野燿大氏(43)が、火~木曜を中田良弘氏(52)が務める。

 濱中氏は1996年にドラフト3位で阪神に入団。天性の長打力と甘いマスクで将来の「ミスタータイガース」と期待された。2度の右肩手術を乗り越え、05年にはリーグ優勝に貢献。06年には自己最多の20本塁打、75打点をマーク。しかし、07年オフにオリックスにトレードで移籍。15年目の今季はヤクルトで再起を懸けていたが左膝痛に苦しみ、引退した。

続きを表示

2011年12月28日のニュース