「君は辞退すべきだ」三谷監督 大泉洋に怒りのメール?

[ 2011年12月28日 18:06 ]

「日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞」表彰式に登場した大泉洋

 俳優の大泉洋(38)が主演した映画「探偵はBARにいる」が「日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞」で石原裕次郎賞を受賞し、28日に都内で行われた表彰式に出席した。

 同賞は1987年に亡くなった映画スター・故石原裕次郎さん(享年52)の遺志を引き継ぎ、日刊スポーツ映画大賞に併設されたもので、石原プロモーションが運営に全面協力している。一年でもっとも支持を得たスケールの大きなエンターテインメント作品に贈られる賞で、今年は三谷幸喜監督(50)の「ステキな金縛り」と大接戦の末、「探偵はBARにいる」が受賞した。

 作品を代表してあいさつした大泉は「このような素晴らしいい賞をいただきまして、本当に感激しております。当初は本当に当たると思えなかったんですが、本当に面白いものを作ればお客さんも入ってくれると実感しました。僕の地元の北海道でも、今でも上映が続いている状態。北海道の皆さんにも感謝の気持ちでいっぱいです」と感謝を述べた。

 「大変過酷で、毎日アクションで生傷の絶えない現場でありました」と撮影を振り返った大泉。配給の東映・岡田裕介社長からの太鼓判もあり、「これからも2作、3作と続けていけるように頑張っていきたい」と力を込めた。

 この日は「ステキな―」で助演男優賞を受賞した西田敏行(64)のプレゼンターとして三谷監督も登壇。「石原裕次郎賞惜しかったですね。決選投票までいったんですけどね、あの男に取られました」とうらめしそうにコメントした。

 大泉も「ステキな―」に1シーンだけではあるが出演している。三谷監督から受賞決定時にメールをもらったことを明かした大泉は「三谷さんから“僕は怒っている”というタイトルでメールが来ました。本来なら君は辞退すべきだと書いてありました。でも、辞退せずにやってきて本当によかった」と話し、笑わせた。

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2011年12月28日のニュース