池脇千鶴 監督もゾッとした「こんな悪い人になると思わなかった」

[ 2011年12月1日 16:24 ]

連続ドラマ「贖罪」制作発表記者会見に登場した池脇千鶴

 女優の池脇千鶴(30)が1日、都内で行われた来年1月8日スタートのからWOWOWの連続ドラマ「贖罪」(毎週日曜後10時、全5話)制作発表記者会見に主演の小泉今日子(45)をはじめ、蒼井優(26)、小池栄子(31)、安藤サクラ(25)らと出席した。

 小泉演じる麻子の殺された子供・エミリの元同級生・由佳を演じる池脇は「いつもこんな残酷で不幸な彼女を面白いといっていいのか、不謹慎なことで悩んだりしましたが、とても特異な人だし、いい人ではないんですけど、とても楽しくやらせていただきました」と微笑んだ。

 黒沢清監督が「池脇さんがこんな悪い人になると思わなかった。とんでもない悪い人なんです。池脇千鶴ファンの人はびっくりするんじゃないかと。彼女のイメージが覆るような冒険でした」と語ると、池脇も「私は償いをしているんじゃなくて、復讐をしている気持ちでやっていました。人が傷つく顔を見るのが楽しいとも思ったし、その悲しい顔も美しいと思ったし。いろいろと初体験が多くて、ここまで怒りや虚しさを糧として生きていけるものなのかなって」と不敵な笑みを浮かべた。

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2011年12月1日のニュース