本物に見える遠藤憲一 監督「ダメ出しするのは怖いんですよ」

[ 2011年12月1日 18:23 ]

「湯けむりスナイパー」製作発表会見に登場した遠藤憲一

 テレビ東京系新春ドラマ「お正月スペシャル2012 湯けむりスナイパー」製作発表会見が1日、都内の同局スタジオで行われ、主演の遠藤憲一(50)のほか、共演の伊藤裕子(37)、でんでん(61)らが出席した。

 過去をリセットしようと、秘境の温泉宿で働きながら、人々と触れ合っていく中で、徐々に人間性を取り戻していくというヒューマンドラマ。「漫画サンデー」で連載中のひじかた憂峰作の人気漫画のドラマ化で、09年4月クールで深夜ドラマ枠“ドラマ24”で放送された。遠藤にとっては、本作は連続ドラマ初主演だった。スペシャル版としての放送となる今回は2年ぶりに一夜限りの復活となる。

 主人公の源を演じる遠藤は「源は詰め込むものがいろいろあって、奇跡のような人物だった。とにかく今まで培ったいろんなことをすべて注ぎ込める役だし、ずっとやり続けたい作品。ようやくいつかもう一度やりたいと思っていたので、本当にやれることを喜んでいます。深夜としてはいい視聴率をとって、また次へと続けて、最高のエンターテインメント作品として作り続けられたら」と熱い思いを力説した。

 大根仁監督の演出はかなり細かいそうで、「ここまで監督の言うがままにやった作品はこれが初めてだった」と語った遠藤。その話を聞いていた大根監督が「遠藤さんにダメ出しするのは怖いんですよ。本当の元殺し屋に見える時があるんです」と本音を明かし、笑わせた。

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2011年12月1日のニュース