マイケルさん専属医に禁錮4年判決…法定上限の刑期

[ 2011年12月1日 06:00 ]

 2009年6月、不眠を訴えた米歌手マイケル・ジャクソンさん=当時(50)=に多量の麻酔薬などを投与して死なせたとして、過失致死罪に問われた専属医コンラッド・マーレー被告(58)に対し、ロサンゼルス郡地裁の担当判事は29日、禁錮4年の刑を言い渡した。共同電によると、陪審が7日に有罪評決を出していた。

 禁錮4年は法定上限の刑期で、被告に厳しい判決。

 AP通信などによると、判事は被告が長期間にわたり、通常は外科手術などに使用される強力な麻酔薬をマイケルさんに与え続けていたことや、容体急変後に救急隊員らに麻酔薬を投与した事実を告げなかったことを重視した。「被告はマイケルさんの信頼を大きく裏切った」と批判した。

続きを表示

2011年12月1日のニュース