“あぶ刑事”先輩と再会 仲村トオル「恭兵さんに恩を仇で返す役」

[ 2011年11月29日 17:07 ]

映画「北のカナリアたち」製作発表会に登場した仲村トオル(左)と柴田恭兵

 映画「北のカナリアたち」製作発表会見が29日、都内で行われ、主演の吉永小百合(66)をはじめ、柴田恭兵(60)、仲村トオル(46)ら豪華キャストが顔をそろえた。

 舞台の離島に赴任してくる刑事を演じる仲村は「26年前に東映の『ビー・バップ・ハイスクール』の作品で役者の仕事を始めましたので、東映は故郷。今回はまな板の上の全裸の鯉という気分で、なされるがままに料理していただきたい」と抱負を語った。

 吉永の夫役を演じる柴田とは、日本テレビ系列で放送されていた人気刑事ドラマ「あぶない刑事」(第1シリーズは86年)で、長年に渡って刑事の先輩後輩役を演じた間柄。

 ストーリーについて詳しくは話せないと言いつつも、「昔、恭兵さんと横浜中華街で何十回、何百回と一緒に食事をしたんですが、ただの一度もお金を払ったことがありません。途中からは財布を持って行かなくなりました。そんな恭兵さんに恩を仇で返すような役といってもいいような役です。完成した映画を恭兵さんに喜んでいただけるように頑張りたい」と話し、笑いを誘った。

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