すっかりサユリスト 小池栄子「あまりの美しさと優しさに…」

[ 2011年11月29日 17:17 ]

映画「北のカナリアたち」製作発表会見に登場した(左から)吉永小百合、小池栄子、満島ひかり

 映画「北のカナリアたち」製作発表会見が29日、都内で行われ、主演の吉永小百合(66)をはじめ、満島ひかり(25)、小池栄子(31)ら豪華キャストが顔をそろえた。

 吉永演じる主人公の教え子を演じるのは、満島、小池のほか、森山未來(27)、勝地涼(25)、松田龍平(28)、宮崎あおい(25)の6人。

 北海道で生まれ育った女性を演じることについて、満島は「先週、稚内に足を運びました。沖縄出身なので、北海道で雪が降る中での生活が想像できなくて、北海道の方々がどんな生活をしてきたか、その土地で暮らしている女性はどういう人が多いかなど独自に調査させていただきました。北海道でも人それぞれ違うとは思うので、できるだけ多くのことを学んで、現場ではまっさらな状態でいられたら。20年前の子どもたちのような垢のついてない状態には戻れないかもしれませんが、できるだけ純粋な気持ちでやりたい」と話した。

 「寒い中なので、集中力を蓄えて芝居ができる。1つひとつのセリフが美しいので、大事に声にしていきたい」と抱負を語った小池。この日が初対面だったという吉永については「あまりの美しさと優しさにまだ圧倒されています。でも、目の前に“はる先生”がいるという何ともいえない安心感がそこにありました。こんな先輩方と一緒にお芝居ができ、目の前で見ることができるのは緊張よりもワクワク感が勝っています」と笑顔を見せた。

 一方、この日の会見を仕事の都合で欠席した宮崎。「台本を開いて、素晴らしいキャストの中に自分の名前があるのがうれしく幸せに思います。心を込めて、お芝居をしていきたい」とビデオメッセージを寄せると、吉永は「先日、(宮崎主演の)『ツレがうつになりまして。』を拝見させていただいて、本当に実力があって、とてもキュート。2日からいきなり共演なんですが、とっても楽しみにしています」と笑顔で応えた。

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