富良野に「北の国から」記念碑 五郎の“遺言”も

[ 2011年9月8日 06:00 ]

ドラマ「北の国から」記念モニュメント(後方)の除幕式であいさつする脚本家の倉本聡さん

 北海道富良野市を舞台にした人気ドラマ「北の国から」の放映30周年を記念するモニュメントの除幕式が7日、脚本家の倉本聰さんら関係者やファンら約100人が参加し、ロケ地だった同市の麓郷地区で開かれた。

 モニュメントは高さ約3メートル、幅約2・7メートルの天然石でつくられている。前面にプレートがあり、田中邦衛が演じた主人公黒板五郎が、子供の純と蛍に遺言として送った「自然はお前らを死なない程度には充分毎年喰わしてくれる。自然から頂戴しろ」などの言葉が刻まれている。

 倉本さんは「ドラマが30周年を迎えた今も、全国から富良野にたくさんの方が来てくれて感謝します」とあいさつした。

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2011年9月8日のニュース